Fried Potatoes com - FEET OF CLAY 02 Killing Time
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Killing Time - 時間稼ぎ
「おい、フランク!こいつを見ろよ!」チャーリーが嬉しげな声を出した。「酒が並んでるぜ!」ふたりは酒棚をあっという間に空っぽにしそうだった。
男たちが一週間分の食料を乱暴に食い散らかしている間、ドリアンは居間の革椅子にすわって眺めていた。暖炉の火と時計を。
「大当たりだぜ!」
フランクが相棒に加わって歓声を上げた。
彼らが酒棚を漁り始め、ドリアンは深いため息を付いた。まあいい。さっさと酔ってへべれけになっちまえ。
だが不幸なことに、男たちは単に酔っただけで、意識を失うほどには至らなかった。彼らは伯爵を無遠慮に眺め、伯爵は不愉快さにいたたまれなくなった。
「よう、金髪。」チャーリーが出し抜けに声を掛けた。「なんで女を連れてこなかったんだよ?」
ドリアンは冷たく答えた。「きみの知ったことではないね。」
フランクがげらげら笑い始めた。「チャーリー、おまえ目ん玉をどこに付けてんだ?こいつはおかまだろ、わかんねえのか?」
ドリアンは歯ぎしりをしたが、声を出さなかった。
チャーリーのが目を見開き、伯爵をじろじろ眺めた。「そうなのか?おまえ、カマ野郎か?」
「きみの知ったことではないと言ったろう?」ドリアンは氷のような声で返した。
「ってことは、そうなんだな。」チャーリーはそう言いながらドリアンに近づき、髪をわしづかみにして椅子から立ち上がらせた。「女を探してたんだぜ。おまえが代わりをしてくれるってことだな。」
ドリアンは体をこわばらせた。心臓が早鐘を打った。それは男が咥えろと命じてきた時に最高潮に達した。嘔吐しないようにするのが精一杯だった。男たちは薄汚れていて汗臭く、ひどい体臭がした。
跪けと命じられた時に、ドリアンは両手を上げて口を開いた。「ねえ、こうしないかい?」
チャーリーが目を細め、フランクと視線を交わした。「なんだ?」
「きみたち、何日か食べてない様子だよね。」伯爵はゆっくりと話しだした。「最後に熱い風呂を使ったのはいつだい?」
フランクが鼻で笑い、手のひらをひらひらさせた。「熱い風呂、ときたもんだ。」
「きみたちにいい思いをさせてあげるさ。体を洗ってあげるよ。」
「体を洗う?」チャーリーが鼻を鳴らした。「女みてえだな。」
「私のやり方をためしてごらんよ。」ドリアンは出来る限り媚を含んだ声を出した。
フランクが笑い出した。「おまえ、誘われてんだよ、チャ-リー!」
チャーリーはまだドリアンの髪を掴んだままだった。乱暴に髪を引き、尋ねた。「俺を誘ってやがるのか?」
ドリアンは何の含みもなさそうな振りをした。「だって、口でしろって言ってきたのはきみだよ。」
チャーリーが答える前に、フランクが爆笑した。「もうその気になってやがるとさ、チャーリー。」
「黙れよ!」チャーリーは伯爵に向き直って考えこみ、とうとう伯爵を階段のほうへ追いやった。「わかったぜ、やってみろよ変態。何をしてくれるか楽しみだぜ。」
ドリアンは無理に笑顔を浮かべ、階段を登った。バスを用意しながらこう思った。クラウスがマグナムで終わらせてくれるさ。この下衆野郎どもめ。
* * *
チャーリーがが銃を持たずにバスルームに現れたため、ドリアンは彼がフランクに銃を託したと判断した。男が服を脱ぐ前にきまり悪げにためらうのを見て、伯爵は場違いな楽しみを味わった。男は深めのバスタブに体を沈めた。ドリアンは仰々しく準備をし、まるでそれが大事な儀式の一部であるかのように時間を掛けた。
ドリアンが背中を流し終えると、チャーリーはバスタブの中で手足を伸ばして横たわり、目を閉じて体をそらしながら、伯爵が彼の腕と足から垢をすっかりこそげとる感触を味わっていた。彼の皮膚には機械油が染み込んでいて、この男は多分兵器の修理兵だったのだろうなと伯爵は思った。男が風呂の申し出を受けたことを有難いと思わずにはいられなかった。胃の中身をぶちまけることなしに、命じられた仕事をこなすことができたとは思えない。
その数分の間、男は眠っているように見えた。それから男は突然ドリアンの手首を掴み、その手を自分のものへ導いた。「ここの世話を忘れるなよ、金髪。」チャーリーはにやにや笑った。
男が自分のものの長さに合わせて手を上下させ始めた時、ドリアンの体は再び体が強張った。相手のものに硬い手応えを感じ始めた時、もはや避けられない事態を覚悟して目を閉じた。
「もちろんさ。」ドリアンは落ち着いた声でそう言いながら、そそり勃つものを手の中であしらった。「ちゃんとしてあげるよ。」
「そうこなくちゃな。」
しっかりしろよ。初めての坊やってわけじゃないだろ。伯爵は自分に言い聞かせた。彼は快楽の道の熟練者だったが、意に沿わない相手と楽しむことはなかった。このかさの高い太り気味の、薄茶色の髪の男はあらゆる意味で鉄のクラウスとは比べ物にならなかった。
チャーリーのよがり声が伯爵を現実に引き戻した。ああ、私は何を操縦してるんだ?彼は一瞬そう考え、すぐに気を撮り直した。アメリカ人を手でいかせてやっているうちに、意識を飛ばしていたらしかった。
いくらもたたなうちに男は感極まった声を上げてバスタブの中に射精し、喘ぎながら息をついた。
なんて堪え性のないやつだろ。ドリアンはぬるま湯の中から手を引きぬき、立ち上がってタオルに手を伸ばした。バスタブの方に戻ろうとした時に、フランクがバスルームの入り口に立った。
「おまえら、バスルームで一晩中お楽しみか?」彼は冷笑した。
ドリアンはその男のろれつの回っていない口調に気づいた。そして彼の手の中のほとんど空になった酒瓶に目を落とした。相棒が風呂を楽しんでいる間じゅうずっと、酒棚を空にする作業に熱中していたのかもしれなかった。
チャーリーは水音を立てて立ち上がり、伯爵の手からタオルをひったくった。「うるせえ、今出るとこだ!」彼はフランクに近づきながら奮然と言い返した。「フランク、おまえ臭いぜ!」
フランクは自分の脇の下の匂いを嗅ぎ、顔をしかめた。「くそ!さっさと言えよ、この野郎!。」
ドリアンは目を逸らし、洗面台にもたれかかった。もう一度、おなじ奉仕が必要なようだった。彼は小柄で筋張った体格のフランクを見ながら、この二人が基地を脱走した経緯について想いを巡らせた。だがいまの状況では、それが何か重要な問題だというわけでもなかった。
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