このサイトでは、「エロイカより愛をこめて(From Eroica with Love)」を題材とした、英語での厖大な二次創作群を翻訳しています。サイト管理者には原作者の著作権を侵害する意図は全く無く、またこのサイトにより金銭的な利益を享受するものでもありません。私が享受するのは、Guilty Pleasure - 疚しい楽しみ-だけです。「エ ロイカより愛をこめて」は青池保子氏による漫画作品であり、著作権は青池氏に帰属します。私たちファンはおのおのが、登場人物たちが自分のものだったらいいなと夢想 していますが、残念ながらそうではありません。ただ美しい夢をお借りしているのみです。

2012/01/05

Appetite Suppressant 08 Show Me - by Margaret Price



Fried Potatoes com -  Appetite Suppressant  08 Show me
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Chapter Eight
Show Me (見せてくれ、教えてくれ)







「週末中、雨に降り込められちゃうのかな?」ドリアンは暖炉の前の椅子に腰掛けながら尋ねた。

「知ったことか。」隣の椅子のクラウスはそっけなく答えた。「こんなに長くここにいるつもりは無かったしな。」

ドリアンは椅子の背に頭を持たせかけた。「ふぅ、なんて居心地いいんだろ、ここ。」

クラウスは横目でちらりと彼を見た。それから唐突に口を開いた。「昼食はうまかったぞ。おまえがからかった料理人に、ずいぶんまともにしこまれたようだな。」

ドリアンはにんまり笑い、褒め言葉を素直に受け取った。「どうも。」

「いったい何人ぐらい・・・」クラウスは、自分が何を言い出しているのかはっきりし意識しないままに、口を開いていた。彼は回答を要求することはあっても、質問をするなどということはめったに無かった。

「きみが考えてるよりはずっと少ないと思うよ。」ドリアンは、聞きたいことはわかってるさと言わんばかりに答えた。「私はいわくありげに振舞うのが好きなのさ、知らなかったかい?でもね、ベッドに引きずり込む相手のより好みは、とっても厳しいんだよ。」

「ならばおれは喜ぶべきだな。」
 
ドリアンはは目を開いた。「きみが?」

クラウスは振り返り、相手をしっかり見つめてこう言った。「ああ、そうだ。おれはずっと、おまえが数を競うタイプじゃないかと思っていた。おまえの・・・美術品のコレクションのように。」

「クラウス、きみは私の獲物じゃないよ。」

「なぜだ?」

「なぜって・・・」ドリアンは瞬きをし、それから手のひらで口元を覆った。クラウスが何を言っているが、ようやく理解したからだった。「クラウス、きみって・・・それって私と関係を続けてもいいっていう意味なのかい?もうっ、私としたことがなんて野暮な聞き方なんだろう!」

クラウスの目がドリアンを誘うように光り、口元に笑みがのぼった。「さあ、教えてくれ。」

「ああ、なにをどうしたらいいのか分からないよ。」

「週末中ここにいるんだろう?時間ならあるぞ。」

彼はクラウスの目が落ち着いているのを見て取った。彼は立ち上がり、何も言わままに相手を促して、階段を登り始めた。




* * *



「どうやったらおまえに怪我をさせずに済むか、おれにはわからんぞ。」クラウスはドリアンの体に指をおそるおそる差し入れながらそう口に出した。

ドリアンは、昨夜と立場を反対にして相手に何が起こるかクラウスに分からせれば、すべてはうまくゆくのかもと考えた。ドリアンはうつ伏せにはならず、仰向けになり、脚を広げて横たわった。これから起こることを考えると、彼は息遣いを荒くせざるを得なかった。明らかに、性的な興奮を感じていた。彼はクラウスに、きみの一挙一動ならなんでも私の悦びを呼び覚ますのさと伝えたかった。ゆうべ無理やり入れられそうになっちゃった、あれを除けばね。

「ああ・・・、すごく感じる・・・」指がうごめき、ドリアンはくぐもった呻き声を上げた。

クラウスはドリアンの言うその場所とやらを探そうとやっきになっていたが、なかなかうまくゆかなかった。伯爵は別にこだわっていないようだったが、彼の指がその場所を探り当てた瞬間、鋭い叫び声をあげて体をのけぞらせた。「ああっ、そこ!」

どうやらそのようだな、クラウスはそう考えた。彼は二本目の指を差し入れながら、伯爵が喜びの苦悶に体をよじらせて声を上げる様子に心を奪われていた。ドリアンはともかく、彼自身はこれを全く刺激的だと感じていた。かれは三本目の指を入れた。ドリアンがそうやって入り口を広げろと指示したとおりに・・・。だが彼自身はまだ自分にそのことが出来るとは考えたくなかった。

「クラウス、お願いだ・・・いますぐ・・・!」ドリアンがあえぎながら言った。

クラウスは凍りついた。何を求められたのかはわかっていたが、自分に出来るかどうかわからなかった。おい、しっかりしろ。KGBだって蹴散らしてきたおれだろ。かれはたっぷりとした量の潤滑剤を自分自身に塗りつけ、息を大きく吸った。そして膝立ちになり、誘い込むようにうごめくドリアンのその部分へ亀頭を押し当てた。

「あぅ・・・」ドリアンはうめき、震える手をクラウスの肩に伸ばしてしっかりを彼を支えた。体にかかる圧力が強まるのを感じ、彼は「ゆっくり・・・」と指示した。「すごく、ゆっく・・・あっ!」クラウスが試しに軽い突きを入れると、ドリアンは体をのけぞらせた。軽く突くたびに、クラウスはますます深く相手の体に押し入り、これまで考えたことなぞ無かったやり方で、相手の体の熱さを感じ始めていた。その規格外のサイズのほとんどすべてを相手の体に収めたとき、彼はとうとう尋ねずにいられなかった。「怪我はないのか?痛くないはずないぞ!」

「すごく痛くて、すごくいいんだ・・・」ドリアンは喘ぎながら、指の爪をクラウスの肩に食い込ませた。「きみって・・・なんて・・・なんて・・・あああ!」クラウスがとうとう根元まで差し込んだ瞬間、ドリアンは叫び声をあげた。

クラウスは、伯爵の体が痙攣していることに気付き、動きを止めた。彼は相手の激しく乱れたい気遣いと身悶えを見て、昨夜相手が恐れたとおり、自分が相手の体をしたたかに傷つけているのではないかと心配になった。彼は自分のものが普通とはかけはなれていることをよく知っていた。幼年期から話題やからかいの種にされてきたからだった。昨夜の伯爵の反応は彼にとってはなにひとつ目新しいものではなく、ただの再確認に過ぎなかった。エロイカが「すごい」と考えたなら、それは本当に桁外れであるにちがいない。

ドリアンは、未経験の恋人が完全に緩急をわきまえていることを知って驚嘆していた。両脚で締め付けたり防いだりして、相手を導こうという考えは不要だった。というより、相手の巨大なものをすっかり迎え入れた感触に圧倒されて、相手を導くどころではなかった。こんなの、考えてもみなかったよ!ああ、この男は天性のやり手なんだ・・・。なのにどうしてこんなに長い間、自分の欲望に逆らっていたんだろう?痙攣が静まるや否や、クラウスはゆっくりとためらうような突きを再開した。それはむしろ優しい動きだといってよかった。優しい動きだって?ああ、彼ってこんなに優しくなれるんだ・・・。クラウス、きみを愛しているよ・・・。

「すごく・・・、すごくいい・・・」ドリアンは喘ぎ声の合間に言葉をしぼりだした。「すごく・・・感じる・・・あ!」クラウスがとうとう彼のもっとも敏感な場所を探り当て、突き始めたため、彼は背筋を反らして反応した。衝撃が全身を貫いた。「ああっ、そこが、そこがいい・・・!」

クラウスは眉をひそめたが、ドリアンが腰をくねらせて彼の動きにあわせ始めたのを見て興奮を覚え、ドリアンの望みどおりの場所を突いた。彼はもっと速く動きたがる自分を抑えるのに苦心していた。相手を負傷させる心配がぬぐいきれなかったからだ。

「もっと速く・・・!」

クラウスは体の動きを止めた。

「大丈夫なのか?」

「ああ、クラウス、お願いだから・・・。」

クラウスは腰をより速く使い始めた。そして動きの幅を広げて、体を引き戻す際にはほんの一部を残してあとはすべて引き抜くようにした。いくらもたたないうちにクラウスは、ドリアンがその動きのせいで気が狂ったように感じているのに気がついた。そこで彼はほとんど引き抜くところまで体を戻し、それからさっきドリアンがそこだと言った場所をめがけて突きこみ、相手に叫び声をあげさせ続けた。

「クラウス・・・私は、、もう・・・」ドリアンはクラウスの肩に爪を食い込ませ、腰を浮かせて声を上げながら絶頂を迎えた。オーガズムの快感に、クラウスの腰に固く巻きつけた両足の力を緩められなかった。

まだ相手の体に深く埋め込まれたままの自分の周りを取り巻くさざなみのような感覚に、クラウスもまた引き込まれた。彼は息をこらえ、今まで感じたことの無い激しさを感じた。かれは両手に体重をかけ、体を前に倒し、ほぼ同時に起こったオーガズムのなかに自分自身の感覚を解放し、爆発させた。

彼らはしばらくそのまま繋がったままでいた。それからクラウスは自分のものがすっかり柔らかくなり、もはやドリアンを傷つけることなく引き出せるだろうと判断した。彼はベッドの一方に倒れこんだ。完全に消耗していた。

ドリアンが準備していたタオルで体をぬぐいつつ、クラウスのそばに体をあわせた。彼は寝返りを打って恋人の前を拭ってやり、タオルを床に放り投げた。それからクラウスの胸の上に腕を投げかけた。彼はクラウスの頬にキスを与えながら、満足げに考えた。さあ、これできみも名実ともに、おれはこいつの獲物なんだって考えてもいいわけだよね?「ねえ、考えてたほどおぞましいものだったかい?」彼は静かに尋ねた。

「いや、これは・・・」クラウスは言いよどんだ。「英語でどう言っていいか思いつかんな。」

「ショックで何も考えられない?」

クラウスは向き直り、同意した。「そんなところだ。」それからひどく真面目な顔になって尋ねた。「怪我をさせなかったか?」

「クラウス・・・」

「おれは・・・、おれのは普通じゃないからな。」かれはためらいがちに言った。

「ふぅ、それはこの私が保証するね。」ドリアンがため息とともに言うと、クラウスの表情にひょっとすると傷ついたとさえいえるような困惑が走り、ドリアンはそれを見て驚いた。「えーと、きみ、ひょっとしてそれを気にしすぎて、こんなにも長い間一歩踏み出せなかったとか?」

クラウスはさっと顔を赤くした。「いや、まあ、それもあるが。」

「じゃあ、それだけじゃないんだね?」ドリアンは言葉を途切れさせた。低い声になった。「そのほかの理由ってなんだったんだろう?」

「それをおおれも考えとる。」

「そうか・・・。」ドリアンはクラウスの胸の上に頭をもたせかけ、落ち着いた胸の鼓動に聞き入った。「この機会を与えてくれてありがとう。きみに、示してみせる機会を。」

クラウスはドリアンの肩に手を回し、引き寄せた。こんなことが起ころうとは考えたことも無かった。彼は伯爵を追い払おうと考えていたのだから。ああ、おれは気が狂ったに違いない。




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続く・・・

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