このサイトでは、「エロイカより愛をこめて(From Eroica with Love)」を題材とした、英語での厖大な二次創作群を翻訳しています。サイト管理者には原作者の著作権を侵害する意図は全く無く、またこのサイトにより金銭的な利益を享受するものでもありません。私が享受するのは、Guilty Pleasure - 疚しい楽しみ-だけです。「エ ロイカより愛をこめて」は青池保子氏による漫画作品であり、著作権は青池氏に帰属します。私たちファンはおのおのが、登場人物たちが自分のものだったらいいなと夢想 していますが、残念ながらそうではありません。ただ美しい夢をお借りしているのみです。

2011/10/07

巴里の一夜(下)・少佐



註:「巴里の一夜(上)・サバーハ」「巴里の一夜(中)・伯爵」の続きです。サバーハは単なる脇役の当て馬で、名前さえ出ません。すんごい割りくってんの。かわいそ。





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先天性欲情魔が。あほうめが。痴れ者が。くそったれが。馬鹿者が。くるくる巻き毛のうすらばかが。学習能力のない脳たりんが。くそったれが。蝶々頭の風船野郎が。脳みその軽すぎる考え無しが。隣近所の犬にも劣るやつが。犬並みに相手構わずさかってやがる。場所構わずの慢性露出狂が。こんなところで男をくわえ込みやがって。くそったれが。変態が。尻軽が。

思いつく限りの悪態を脳裏にぶちまけても、個室のドアを開ける手が動かなかった。

入り口近くの個室で、物音と慌しい衣擦れの音がした。黒髪が自分の名を呼ばせようとしていた。金髪は答えなかった。湿った音が続いた。おれは総毛だった。金髪は、自分はここでは無理だと言ったが、黒髪は容赦なくぴちゃぴちゃと舌を使う音で返答した。静けさの中、その音だけが響いた。おれはもうこれ以上耐えられない。ドアを開けようとした瞬間、金髪が深く密やかなため息をついた。間違いなく、やつは感じていた。おれは目を閉じて壁にもたれかかった。

してみるとおれの血は冷たくはなかったのか。

他人の気配を感じ取ったのだろう。金髪が息を止めた。沈黙が降りた。湿った音が止み、黒髪が立ち上がる気配があった。

「声を出す気がないのなら、後ろを向いて前に手を付け。尻を上げろ。」

低い、嫌な響きの声だった。何かに激怒していた。おれの知る巻き毛の風船野郎は、おれの知らないところでこういう相手と体を合わせているのか。おれの知る誇り高い泥棒貴族は、おれの知らないところでこんな下卑た陵辱を求めているのか。命じられたとおりの格好で貫かれ、求められるままに今からその男の名を叫ぶのか。叫びながら、自分も絶頂を迎えるのか。おれは頭を振った。ドアを開けてここを立ち去らねばならなかった。

だがそのとき、何事もないかのように落ち着き払った、からかうような響きのゆったりした声が返った。「ゆうべも言ったと思うけど、私は無理強いは好きじゃないんだ。するのも、されるのもね。」

間髪いれずに、乱暴なぶつかり合いの音が続いた。どちらかが壁に押し付けられたようだった。どちらが?あのほっそりした方に決まっている。あいつは瞬発力はあるが腕力はない。砂漠の決闘のときも、あんな軽い剣を両手で扱いかねていた。あのときはおれが加勢した。あのときは。今は・・・

「おまえは誰の言うことならおとなしく言うことを聞くのだ?あのドイツ人か?」

「ドイツ人?」

「クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハだ。おまえの大事な男だ。」

金髪が息をのんだ気配があった。物音が続いた。せわしない衣擦れの音、足踏みの音。誰かが壁に押し付けられる物音。爪が壁を掻く。ベルトが床に落ち、金具がカチカチ鳴った。素肌が素肌に当たってたてる、ぴしゃりという音。そして切羽詰ったような、黒髪の男の荒い息遣い。

「君は何かを誤解しているようだが、私と少佐はそういう関係じゃない。」

「嘘をつくな!」

「きみ、そういうのが好みなのかい?私が誰かのもので、その誰かから盗み食いをしているっていう趣向なのかな?きみの好みを正直に言ってごらん。きみの感じる設定に合わせて言葉を紡いであげよう。ただ…、彼の名を出すことだけはやめてくれないかな。でないと私は続けられなくなってしまう。」

金髪の声はあいかわらず落ち着き払っていたが、からかうような響きは消え、語尾がかそけく気弱に響いた。黒髪はその破綻を聞き逃さず、ぞっとするような低い声で、金髪に念を押した。

「やはりあのドイツ人はおまえにとって特別なのだな?」

「…悪いね。きみのファンタジーがそこにあるなら、私は付き合ってはあげられない。放してくれたまえ。」

「放せと言うのか?ここまで来て?こんなになっているのに?」

男が無理に腰を進める。伯爵の悲鳴が聞こえる。おれはドアを開けてやつらの個室に向かう。おれはドアを蹴破る。安物のポルノのように下卑た、扇情的な光景がおれの目を射る。狭い個室のなかで、後ろから貫かれてのけぞっている伯爵がいる。おれの劣情がおれの無意識の奥底からえぐり出される。おれは二人を引き剥がそうとするが、どうしたわけだか足が一歩も前に出ない・・・

伯爵の叫びのかわりに男のうめき声がして、我に返った。じっとりと汗をかいていた。ばたばたと軽い物音の後に、高慢ちきな英国上流階級のアクセントが続いた。「やれやれ、きみはまだ駆け出しなんだ。こういうことは謙虚じゃなきゃ上達しないよ。言っとくけど、初めての相手がわたしだなんて、きみってすごくラッキーだったんだから。今夜だって楽しい思いはいくらでもできたのに。」

欲情の空すかしを食わされた男はいきりたった。「悪魔め!やつの前で同じことがほざけるかどうか、試してみるがいい!」

黒髪は乱暴にドアを開けた。金髪は物音ひとつ立てなかった。おれは目に見えてはっきりと明らかな自分自身の昂まりを意志の力で押さえつけ、静め、息と姿勢を整えてドアを開け、一歩踏み出した。


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カウンターで未開封のドライジンを一本買い求めた。二度と飲まんと誓ったゴードンズしかなかったが、おれが飲むのではなし、かまったことではない。伯爵の野郎が顔を見せるなり、おれは大股で出口に向かった。付いてくるかどうか、振り返って確認するのはやめにした。付いてこなければ、今夜ゴードンズで前後不覚に酔うのがやつではなく、おれになるだけの話だ。


車寄せにタクシーが入るのと、伯爵が追いついたのが同時だった。

「なにをちんたらしとるんだ。あの野郎はたちが悪いぞ。」


伯爵は黙ったままだった。おれがタクシーに乗りこみ、運転席の後ろのシートまで移ると、すこしためらったが続いて乗ってきた。さっきの男の移り香がした。

黙ったままのこいつは珍しい。おれは沈黙をもてあました。もてあましながら、自分が猛烈に腹を立てていることに気が付いた。何に腹を立てているのか突き詰めて考えると、さらに腹が立った。だがおれが腹を立てとることをこいつに知られるのは、もっと業腹だ。何事もないような声で訊ねた。「宿を知られとるんだろう。戻ると面倒な目にあうんじゃないのか?」

「そうかもね。」


やつもまた、何事もなかったような声で答えた。どこまでも癪に障るやつだ。あの男はクウェートでも三指に入る財閥の跡継ぎ候補だぞ。しかもいろいろときな臭い裏のある野郎だ。恨みを買ったらそれなりにやっかいなことを、こいつはわかっとるのか。「あの成金なら、パリ中のホテルを探しかねんぞ。カネというやつは使い出ががあるからな。」念のために聞いた。「おまえ、パスポートは偽名か?」「ああ。」

やはり。「ならおれの宿で部屋はとれんな。特殊な宿だ。フロントに見破られて足がつく。」

「どこかで降ろしてくれ。…面倒をかけたね。ありがとう。」


頭に血が上った。どこへ行くつもりだ。どんな偽名を使ったって、おまえのそのなりでは目立ちすぎだ。おまえはある水準以上の宿にしか泊まらん。あの野郎がそういうホテルに手を回すのは簡単だ。天蓋付きのベッドでぬくぬくと眠りほうけていたと思ったら、夜中に簀巻きにされて天井から吊られてても、おれは助けてやらんぞ。両手両足をベッドに縛り付けられて、体中に各種責め具を仕込まれていても、抜いたりはずしたりしてやらん。おれはなにを想像しとるのだ。

「おれの部屋に泊めてやる。」

伯爵が驚いた顔でおれを見たのが、視界の隅に映った。

「誤解するなよ。おまえはソファだ。」

おれは意地でも前を向いたまま続けた。「あの手の男は面倒だぞ。じわじわと逆恨みを増幅するタイプだ。今頃気を取り直して、カネと権力を総動員しておまえを探そうとしててもおれは驚かんな。目の前でかっさらわれた晩飯を夜中までかかっても見つけ出せんことがわかったら、半狂乱は間違いない。おまえ、見つかったらラクダで四つ裂きの刑にされるぞ。」


それから急いで付け加えた。

「あの野郎にはルビヤンカ・レポートの件で貸しがある。一度、顔をつぶしてやらんと気が済まなかっただけだ。」

伯爵は黙りこくったままだった。

「えらく言葉数が少ないな。」

「…ちょっときまりが悪いだけだよ。」

さすがに平静ではいられなくなったらしい。少し気分がよくなった。意地悪く言ってやった。「繊細なこった。うまそうな初物を食ったら実はえらいゲテ物で、腹を下して泣いとるところだな。」

「汚い言い方をしないでくれたまえ。」

「間抜けなやつだったな。『おまえは誰の言うことならおとなしく言うことを聞くのだ?あのドイツ人か?』だとさ。けっ、エロイカがおれの言うことを聞くとはな。笑える解釈だぜ。」

 
口が滑った。おまえがおれの言うことをおとなしく聞くのならば・・・。目が眩みそうな想像だった。そこへ座れ。目を閉じろ。動くな。口をきくな。質問は許さん。おれが何をしても口を閉じていろ。おれの名だけは呼んでいい。そうだ。そういうふうにだ。だめだ。目を開くな。くそ、この服のボタンはどうやってはずすんだ?いや、いい、答えんでいい。破ればいいんだ。黙らんか。だれがしゃべっていいと言った。服はもう破った。ぶうぶう言うな。下へ行くぞ、協力しろ。そうだ。腰を浮かせろ。細い腰だな、ドケチ虫にちゃんと食わせてもらっとるのか? ほお、こっちは細くないな。立派なもんだ。だめだ。おれのは見せてやらん。黙れ。誰が目をあけていいと言った。見せんといったら見せん。動くな。黙っておれに従え。さあ、痛かったら声を出してもいいぞ。だがなるたけ我慢しろ。おれの名だけは呼んでいい。おれは初心者だからな。下手なんだ。準備も気遣いもないんだ。痛かったらおれの名を叫べ。いいか、叫べ。おれの体の下で目を閉じたまま、おれの名だけを叫べ。 
 
そういうわけにはいかないのは判っていた。こっちの分が悪すぎる。負ける勝負に挑むのは愚か者のすることだ。おれもさっきの黒髪の男も、本質的には同じだ。こいつに遊ばれるだけ遊ばれた挙句にいずれ飽きられ、壊れた玩具のように遅かれ早かれお払い箱にされる、それだけのことだ。
 
「これに懲りたら相手を選べ。遊ぶんならもう少し手に負える相手にしろ。付き合うんならもう少しまともな相手を選べ。」
 
なにか言い返してくるかと思ったら、頭を下げて巻き毛に表情を隠し、黙り込んだ。くちもとがへの字になっていた。よくもいい年こいてそんな可愛らしい素振りができたもんだ。それまで普通に女と寝ていた一人前の男をくわえ込んで変態の道に引きずり込み、さんざんもてあそんで翻弄して一晩で頭をおかしくさせた上で、食い残しのザワークラウトのようにあっさり捨ててきたくせに。
 
おまえがおれをたらしこもうとしとるのはわかっとる。そうはいくか。
 
「宿に着いたら先に風呂を使え。おまえのじゃない匂いがする。」

伯爵が隣のシートで身を硬くしたのがわかった。フン。ちっとはきまり悪がっとれ、先天性欲情魔。
 

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他の男の匂いには、本当に我慢がならなかった。伯爵を風呂へ追いやり、ハウスキーピングを呼んで、洗濯を明日の朝までに仕上げるように依頼した。伯爵が脱ぎ捨てた服をバスルームから回収したときに、ぎょっとするようなデザインの扇情的な下着が目に入り、目がしばらく釘付けになった。ああ神よ、シスターよ、罪深いおれをお許しください。父上、クラウス=ハインツは父上のご意向に沿うような息子には育ちませんでした。だが伯爵、おれは実はもっと清純なやつのほうが好みだ。死んでも教えてやらんがな。
 
やみくもに煙草をふかした。間がもたん。一箱目を空にして握りつぶした頃にやっと、伯爵がバスルームから顔をのぞかせた。腰タオルの裸姿だった。
 
「何を考えとるか!だからおまえには油断がならんのだ!」 
 
「少佐、吸いすぎだよ。体に悪いよ。このバスローブ、借りていいのかな?きみの分はあるのかい?」
 
判りきったことを聞きやがって。こいつは、自分の肉体美を誇示できる機会があれば一瞬たりとも無駄にしない。
 
「おれは自分のパジャマを着る。おまえの服は特急で洗濯に出したぞ。明日の朝に帰ってくる。」

「…病的潔癖症。」

否定は出来なかった。別の男がその服に触れたかと思うと、心底嫌な気がしたからだ。そんな服をそのまま着るな。だがおれの服を貸して、無駄にこいつを喜ばせるのも業腹だった。バスローブを着て出てきた伯爵に、未開封のゴードンズとグラスを押し付けて命じた。「おれが風呂を使っている間に、全部飲んでおけ。」

「ぜんぶ!無理だよ!私はきみほど強くないんだ。知ってるだろ!」

「知っとるさ。素面のおまえと同じ部屋でなんぞ寝れるか。さあおれは風呂に入る。覗くなよ。けしからん行為に及んだら、縛り上げてクウェート大使館まで送り届けるからな。そこであの成金野郎にたっぷりおしおきしてもらえ。」

 
バスルームに入り、丹念に鍵を掛けた。鍵。ホテルのバスルームの鍵。エロイカの前では、このドアは開けっぱなしも同然だ。もしやつが入ってきたら…。そう考えただけで、おれは不覚にも反応してしまった。慌ててなんとか抑えようと試みたが、もはやどうにも収拾がつかない。仕方がなく、シャワーの音に紛れて急いで始末をつけた。今やつに入ってこられたら、声を聞かれたらとびくびくしながらの行為は、覚えたてのころのギムナジウムでの夜のようだった。通常比五割増ぐらいの感度で済ませたおれは、シャワーできっちりすべてを洗い流した。長い風呂になってしまった。縞のパジャマのボタンを喉もとまでとめて、バスルームから出た。なんと、伯爵はおれの言いつけどおりすっかり出来上がっていた。

「命令ろおり飲んれるんだよ。へんな命令らよね。きみは飲ばらいのかい?私らけ酔ってるなんて、変な感じらよ。ヒック。なんれ私にらけ飲ませるのさ。」へらへら笑って振った酒瓶が、ずるっと滑って床に落ちた。伯爵はそれを拾おうと前かがみになり、そのままソファからどさりと落ちた。あわてて駆け寄ったおれを、伯爵は床から見上げた。ここまで飲むとは意外だった。

伯爵を助け起こしてソファに戻しながらおれは言った。「さっき言っただろうが。素面のおまえと同じ部屋でなんぞ寝れるか。それとな、」酒瓶を拾い上げ、付け加えずにはいられなかった。「酔っとるおまえがぐにゃぐにゃで面白いからだ。」




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それからのことをゆっくり思い出す心の余裕ができたのは、パリからボンへの機上でのことだ。ぼんやりしていて、アテンダントに三度も聞かれるまでコーヒーか紅茶か選べなかった。ネスカフェはなかった。やや酸味のある強いコーヒーをブラックで飲みながら、相手の酩酊に付け込んで、故意に滑らせまくった口のことをようやく落ち着いて反芻した。
 
バスローブにおれの匂いがするとあいつは言った。おれに抱かれているようだと。いつも通りのあいつの軽口だ。だがおれはそれに乗った。口を滑らせたふりをして、はっきりと口に出した。よその男の匂いのする体なんぞ、抱く気にならん。おれは病的潔癖症だ。それから嫉妬深い。それからこの件に関しては、おれは小心者だ。
 
酔った伯爵がどこまで聞いていたのかはわからない。だがやつは黙りこみ、消え入りそうな声でなにか言った。「…」
 
なにを言ったかは聞こえなかった。呼んでも答えは返らなかった。たぶん、やつは眠ってしまったのだろう。おれはベッドを降り、足音を忍ばせて伯爵に近づいた。眠っているこいつは信じられないくらい無邪気に見える。そして、否定しようもなく美しい。バスローブの紐が解け、誘うように前が開いていた。おれは手を伸ばした。その中に手を滑りこませずに前をあわせ、紐をふんじばって団子結びにするのに、鉄のクラウスの鉄の意志を総動員する必要があった。意志はそこで尽きた。巻き毛を指にからめた。柔らかい髪が指にまとわりつく感触にとうとうたまらなり、髪の房を手のひらにすくい取って、唇を寄せた。伯爵の口元が固く結ばれて、かすかに震えていた。起きとるのか、伯爵。おれの気持ちはわかっているんだろう?
 
だが伯爵の唇のこわばりはすぐに消えた。すうすうと、健康的な寝息が始まった。薔薇色の唇が柔らかく開き、おれの唇を誘っている。今なら誰にも、こいつ本人にも知られずに、この薔薇を盗めるだろう。こいつは薔薇だ。おれの腕の中で手折られるのを待っている、大輪のイングリシュ・ローズだ。だが美しかろうと薔薇は薔薇だ。不用意に手を触れればその棘でひどい目に合う。おれはためらっている。棘の痛みですら甘美であることをあらかじめ了解しているにもかかわらず、それでもおれはためらっている。それともこいつは蔓薔薇だ。棘のついた蔓で、おれをぎりぎりと締め上げる。おれは血まみれで呻く。血の匂いさえ、きっと甘美だ。おれはもうそれを知っている。だがこの件に関しては、おれは紛れもなく小心者なのだ。おれはまとわりつく髪から手を引き抜き、立ち上がった。
 
明日のフライトは早い。こいつが熟睡中に出発できることを、天に感謝した。こいつを酔いつぶす酒を事前に入手した自分の才覚を自賛した。それから残りのゴードンズから二杯だけ飲み、ベッドに戻って眠るための歌を歌い、眠りに落ちた。
 
 
<終>
 
 
 
 

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あとがき: 筆が滑る滑る。書いてるうちに少佐の性格変わってきた(滝汗)。私も少佐も、伯爵の色香に当てられたんだと思う。
 

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